ニートの日記4

 親父の仕事に引きずり込まれそうでめちゃくちゃ焦っている。一業務員じゃねえかって内容の。そして未来がない。「アカン逃げなきゃ」と心の中のレッドランプが高速回転している。とにかく急がないと。怖い。

 

 今日は多少時間が取れたので予定より早く書くよ。まあ本当はもっと早くフリーな時間出来るはずだったんだけど……。

 日記を書き始めてこれで六日目、と書くと意外と経ってるな……二日間ほど書けてないから、カウントとしてはこれでいいはずだ。これ(日記)を始めた影響か、今日はほんの少しだけだが作業が進んだ。これまで一年か、それ以上停滞していた自分の状況が、ほんの僅かにだけれど動き出した。

 僅かな動きだけれど、停止していた歯車が動き出した。正直、自分で自分に驚いている。日課というものがこれほどのエネルギーを生み出すのかと。若干感動すらしている。今まで踏み出せなかった一歩が、今日出せた。

 自分のメンタルケアのような側面を持って始めたことではあるんだけど、ハッキリと変化をもたらしてくれた。何に感謝すればいいのか。

 

 とは言っても、まだ始めて一週間も経っていない。日課というにはあまりにも短すぎる期間なので、これからだろう。これから、そうだな、一年は続けられたなら、きっと自分はもっと変わっている。そんな気がする。

 つまり油断するなということだ。ここで躓いて、また停滞してしまう可能性の方がずっと大きい。せっかく動き出せたのだから、この日記を通して自分の中の歯車が動き続ければいいと切に思う。無理は、しないように。

 

 アニメの話。録画していたエヴァンゲリオンの通称『旧劇』を観ました。庵野監督が鬱の時に作った作品とかいう噂を聞きましたが……そう言われると納得してしまうような内容だった。

 暗くてグロい。負の感情のスパイラルがそこにあった。アニメ版の生々しい部分を煮詰めたような、苦しい暗黒というか、そういうものを感じた。

 観るなとは言わないけれど、精神的に病んでる時に観たりするのはオススメしない。あと、気楽に「何かアニメ映画観よーっと」と観るにはキツい作品だと思う。当然だけれど食事時は避けたほうがいい。

 休みの日、晴れた時の午前中に観ちゃって、午後は違うところで発散するという観方を提案したい。

 

 ただエヴァを観たいだけなら、新劇の方(序、破、Q)で十分だと思う。内容もアニメの内容を上方修正してまとめてあるし、登場人物たちもアニメ版より良くなっている(アニメ版の生々しかったり暗かったりする雰囲気が好きな人はこの限りではないけれど)。作品として楽しむなら、新劇をおすすめしたい。

 

 今日はこの辺にしておくかな。もう少しだけ作業して、寝るとします。

 今更だけどこの日記、誰か読んだりするのかな。まあ、その時はなるようになるか。